『鬼啖』初演感想一覧

『鬼啖』初演感想一覧

こんにちは。景山伸子です。
オフィシャルサポーターを務めている芸術集団れんこんきすたの舞台『鬼神綾話(きしんりょうわ)』まで8日となりました!
『鬼神綾話』は、昨年上演し好評を博した『鬼啖(きたん)』そして『かつて女神だった私へ』の交互再演となります。

今回は、『鬼啖』の初演時の感想一覧をまとめてみたいと思います。
ちなみに初演は役者も異なり、中川朝子さん&マリコさんコンビでした。
それでは、ツイッターを中心とした感想をご紹介します!

そして、ライター麻美雪さんの感想は、これもとても丁寧に書かれていて、初演を観ていない私にも雰囲気がしっかりと伝わります。

麻美雪さんの感想から特に印象だった部分を引用します。

鬼と尼は合わせ鏡で写し鏡。互いの中に鬼が棲み、生身の女が棲む。自分の中にあるその二つをも見据え、認めた時、鬼も尼も己を縛る縄を、楔を解く事ができるのではないだろうか。

とても濃く、切なく、凄い舞台。男女問わず観て欲しいかったが、とりわけ女性には是非観て欲しいかった舞台だった。色んな感情と思いが胸に去来して、波に揉まれる小舟のように、呑み込まれ、浮き上がる感情と己の中に抱えた何かに翻弄され、その言葉、その台詞、その眼差しのひとつひとつが、膚に喰い込み、心を抉り、爪を立て、引き裂くような痛みが実感として膚に感じ、この舞台を観られて良かったと思える舞台だった。

ブログで感想を書かれている方もいました。

以上が初演の感想のまとめです。

そして、今回の『鬼啖』
演劇の面白いところの一つが、俳優が変われば、がらっと芝居も変わるということ。
再演で出演される木村美佐さんがこうツイートしています。

もちろん、初演で出演されている中川さんも演出の奥村さんも一年という時を経て、更なる深みを持って作品を創っているのだろうなと感じます。
つまり、別物。新しい『鬼啖』。初演を観た方も、ぜひ観ていただきたいなと思っています。

ご予約は、こちらから→『鬼神綾話(きしんりょうわ)』詳細
景山の専用受付フォームはこちらになります。

また同時期に再演される『かつて女神だった私へ』の初演の感想は、こちらの記事をご覧ください。

どんな芝居に、どんなタイミングで出逢えるのかもある種、ご縁。
「小劇場の芝居は、つまんないからなー」「最近、心が動くことないなあ」そんな風に思っている人にこそ観て欲しいです。
目の前で繰り広げられる二つの魂を削った演技を目撃できるかどうか。
これを読んで、何か引っかかった人は、予約してみてください。その心のアンテナ、間違っていません。
本気の芝居を観たら、自分の中で何が変わるか。その体験を買うだけでもチケット代は、回収できます。

景山伸子よりお知らせ

①所属している劇団Nadianne(ナディアン)のボイスドラマが劇団HPで無料配信中です。詳細はこちら

②オフィシャルサポーターを務めている芸術集団れんこんきすたvol.29『鬼神綾話(きしんりょうわ)』の公演が7/11~16日東京であります。公演の詳細はこちら

③noteにて月額制マガジン『言わないけど、思ったこと。』でエッセイや音声コンテンツを販売中。月300円でSNSやブログには書かない内容をお届けしています。詳細はこちら

景山 伸子ナディア
劇作家/脚本家/演出家/女優
奈良で8歳育児&東京の劇団Nadianne主宰(21年目)
創作と家庭の両立のため、年商5億起業家SNS運用も行う。
(広報で4万部突破の書籍にも携わる)
「創る力」と「届ける力」両方を大切にしている。

《今後の活動》
2024/12/21 ボイスドラマ「香る物語」リリース
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