『かつて女神だった私へ』の感想一覧

『かつて女神だった私へ』の感想一覧

2017年7月30日。
芸術集団れんこんきすたの舞台『かつて女神だった私へ』を観劇しました。


SNSなどで残っているこの作品の感想がこちらです。


小沼枝里子さんのブログにも記事が載っています。
かつて女神だった私へ

CoRich!舞台芸術にもさまざまな感想があります。
「かつて女神だった私へ」観てきた!クチコミ一覧

その中にあるkazuoga5409☆さんが書かれたクチコミのこの部分がとても共感しました。

前回の二人芝居は「日本霊異記」から題材を採っていたし、今回はネパール。前述した「春琴抄」の前にはフランス革命三部作や「リチャード三世」と、座付作家兼演出家として15周年を迎えたという奥村千里の懐の深さというか、その興味の幅というか、底知れぬものを感じさせる。それを見事に表現してみせる中川朝子の凄さも特筆ものである

とにかくここの劇団の作品は、時代や国が様々です。だけど、一環したメッセージがあるように感じます。

そして、ライターの麻美雪さんが細やかに内容について記事を書かれています。
芸術集団れんこんきすたvol.26:『かつて、女神だった私へ』
芸術集団れんこんきすたvol.26:『かつて、女神だった私へ』~小松崎めぐみ編~
芸術集団れんこんきすたvol.26:『かつて女神だった私へ』~中川朝子編~

良いとか悪いとか、幸せか不幸という単純な事ではなく、『クマリ』を通して、女性として、人としての尊厳、在り方、生き方、その過酷な閉ざされた世界の中で、敢えて水から決断して『クマリ』である事を選んだ少女たちもいたであろう、その少女たちの試に兆したものは何だったのか。(略)かつて、女神だった彼女たちの見た世界、その世界を通して私たちは何を感じ、考えるのかと向き合ったこの舞台は、奥村千里さんにしか描けず、芸術集団れんこんきすた出なければ織り上げることの出来なかった舞台だと思う。

麻美さんのこの言葉は、舞台を観るとよくわかると感じます。

更にハンダラさんにより書かれた劇評がこちらです。
演劇時評(4)――「かつて女神だった私へ」芸術集団れんこんきすた

今年に入って既に百数十の舞台を拝見したが、今作がベストである。観た者は、観劇前と後で、自分の心と魂が変わっていることに気付かされよう。絶対お勧めの舞台である。

こう言われるのが決して大げさではないように、私自身も衝撃を受けた舞台でした。

私はれんこんきすたの存在は、長年知っていましたが、初めて観たのは、2017年のこの作品です。
幕が途切れる瞬間、涙が止まりませんでした。
それは、この作品に心揺さぶられたと同時に、ここの芝居を今まで観て来なかったことへの後悔の涙でもありました。
そして、これからは、絶対逃さず作品を観ようと思うきっかけになった作品です。

そんな『かつて女神だった私へ』を含む女二人芝居が、2018年7月に交互に上演される『鬼神綾話(きしんりょうわ)』
オフィシャルサポーターを務めているこの舞台の詳細は、こちらです。

ご予約は、本日より。チケットフォームは、こちらです。

景山伸子よりお知らせ

①所属している劇団Nadianne(ナディアン)のボイスドラマが劇団HPで無料配信中です。詳細はこちら

②オフィシャルサポーターを務めている芸術集団れんこんきすたvol.29『鬼神綾話(きしんりょうわ)』の公演が7/11~16日東京であります。公演の詳細はこちら

③noteにて月額制マガジン『言わないけど、思ったこと。』でエッセイや音声コンテンツを販売中。月300円でSNSやブログには書かない内容をお届けしています。詳細はこちら

景山 伸子ナディア
劇作家/脚本家/演出家/女優
奈良で7歳育児&東京の劇団Nadianne主宰。
創作と家庭の両立のため、年商5億起業家SNS運用も行う。
「創る力」と「届ける力」両方を大切にしている。

《2024年予定》
ボイスドラマ「香る物語」短編4作品リリース(web配信)
ダンス発表会(ベリーダンスフラメンコ/奈良)
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