2025年 Nadia Art 活動まとめ

2025年 Nadia Art 活動まとめ

2025年総括

今年は、丁寧に心と向き合う時間を取り、今後の方向を模索することに。
結果的に創作面でこの一年は脚本執筆に絞り、演技や演出と並行していた時にはできなかった深めができたと思います。
同時に更年期が近づく中で体調面の課題も出ていたので、全ての活動を減らし、自分をケアする機会を増やしました。
SNS始め情報にも今までより距離を置いたのも大きな変化で、気づきも多かったです。
(現状維持でしていたことから一旦離れると、今の自分には優先度が低いことも結構ありました)

余白を作り、土台を整えて、取捨選択をした2025年。こういう一年は、とても大事だなと実感しています。

 

企画・プロデュース


収録や編集自体は今年ではないですが、1月まで販売していたので記録を。
個人事業として初めて企画・プロデュースしたボイスドラマでは、4作品を制作しました。
4名の作家による、耳からの想像で楽しむ物語において、”香り”をテーマにできたのは面白かったです!
異なる世界観の中、共通する俳優さんたちがさまざまな役柄で登場してくれました。『香り物語』概要 

その背景プロセスも音声で配信。 スタンドFM
ボイスドラマというニッチな分野にも関わらず、熱い感想を多くいただきました。
1回目の挑戦で反省も多かったのですが、作品としては手応えを感じる部分も多く、やってみて良かったです。感想一覧

 

脚本・ストーリーワーク

2025年の創作面は脚本執筆に絞ったことで、今まで後回しにしていたことが少しずつ進んだのが今年の特徴です。
まずは、サイト内に脚本サンプルの掲載ができました!(オーディオドラマ/映像/舞台)
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公開中の脚本の冒頭&全文

そのうち『灼熱と花』『春ノ夢』は脚本販売もスタート!
実際に販売することで、ご購入・感想の声という反応をもらうことができ、また創作の力と繋がっていきました。
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note販売作品

 

✍️その他、2025年に企画・執筆・応募した作品
シナリオを執筆する仲間と毎朝オンラインで繋ぎ、書く習慣ができたことで、創作も進みやすかったです。

何事も一番楽に確実に進めるのは“毎日同じ時間に同じことをすること”だなと実感。
自分なりの創作の型もやっとでき、スケジュール管理にAIを導入したことで、進捗イメージのズレも減ってきました。

そして、長編執筆は力を使うので、のんびりと過ごすと決めた今年は、欲張らず1作品のみに。
他は、短編中心に過去作のリライトや新作執筆、企画書応募など軽めの創作を様々な方向に試すことにしました。

<執筆/応募した作品>
● オーディオドラマ
防災と家族をテーマに書いた『テーブルの下のきらきら』(※全文掲載中)
人間やめたいと言いながら寝たら朝、夫のピアスになっていた『ピアスの景色』
ポリネシアの島を舞台にした男女の双子の運命を描く『海の番い』

● テレビドラマ
ストーカー被害から芸能界を辞めてから20年後、アイドル時代の相方と舞台に挑む『スポットライト』

舞台
チュール、リネン、シルク、レザー、ベルベットを着た人物たちと交わす言葉から、女があることを思い出す『Mirror Dress』(※冒頭掲載中)

● 企画書
「場所指定」や「業種指定」の企画書を作成して応募しました。
(カフェを舞台にしたオムニバスドラマ『別れ道と残り香』、初めて刑事物のドラマ『痕跡と灯〜女性鑑識係の選択〜』
企画書を作る中で、同じ場所のオムニバスが好きだなと思ったり、専門職は取材に時間が相当必要だなと実感したり、学びが多かったです。
その他、「空」「海」など単語指定がある中から、冒頭シーンやあらすじのアイディアで勝負する企画にも参加しました。
(4企画考えて、応募したのは『夏の約束と脱ヤンキー』という青春コメディー)
とにかく今年は、媒体もジャンルも広めに軽く経験して、どう感じるかを一つずつ積み重ねていく時間でしたね。

 

声の表現(女優・ナレーション)

⚫️ボイスドラマ『香る物語』
1月に販売した4作品で演じた役柄について。こちらはボイスサンプルです。


花売りの主人公・フィー役を演じました。時代物・かつ濃密な4人の会話劇で、難しくも挑戦し甲斐のある作品でした。
フランス語のタイトルロールにも挑戦したのも思い出深いです。

店長・麻峰杏香役を演じました。薔薇の香りがするような、綺麗で優しいお姉さん系の役ということで、
稽古前にはいつもバラのスプレーをシュッとしてから演技していました。主人公・千春ちゃんとの心の交流を丁寧に描いた一作。
作・演出を担当した作品。演技部分では、侍女として1シーンのみ登場。2パターン用意して両方収録しました。
普段は王宮には住んでいないので、こういうファンタジーの中を生きる役も面白かったです。

気象予報士を演じました。世界観の強い作品を構成する1ピースになれたことが嬉しかったですね。
演出家の方から声の波形を意識するアドバイスをもらい、演技の奥深さをまた一つ感じました。


⚫️動画ナレーション
3児のママ社長・けーりんのイベントにて動画ナレーションを担当。
(↑こちらの「Bポジけーりん大学4期卒業式」で巨大プロジェクターにて動画を流してもらいました)
過去に私の写真プロデュースをしてくれ、反響が大きかった友人の作る動画は、視点がユニークだなといつも実感。
声で一緒に仕事ができるのが嬉しいのはもちろんのこと、おめでたい席での盛り上げに関われるのもありがたかったです☺️

 

身体・ビジュアル表現

● ダンス(身体表現)
3回目となるダンス発表会では、ベートーベン『月光』とショパン『ノクターン 遺作』で踊りました。小道具では写真のイシスウィングを使用。
選曲&振り付けをしてくださる先生のセンスがとても好きで、ドラマチックな世界観でダンスをできました。
今回は舞台が始まる前の英語アナウンスの担当も。本番では、家族や友人が観に来てくれて嬉しかったです✨  関連ブログ

● モデル(ビジュアル表現)
2024年に引き続き、奈良県大和郡山市にて開催されたファッションショー「こおりやまコレクション!」に出演。
昨年はベトナムの民族衣装・アオザイ&藍染めのお着物でしたが、
今回は藍染ドレスでトリを務める機会をいただきました。

スカートが三段階に変化するパフォーマンスでは、ダンス経験が役立ち良かったです。貴重な経験を今年もでき、感謝です✨

ステージの様子はYouTubeにもUPされています。→「水と時のステージ」(※12:27から藍染ドレスの紹介&出演シーンになります)

 

2026年こんな1年にしたい

ここ数年、経営者の方々の裏方(SNS運用など)をしてメイン収入を作っていました。
ニーズも単価も高い部分で固定収入を確保し、その分創作で売り上げを意識しなくていいようにしていたのですが、
これまでのスタイルは12月で一区切りすることに。
今まで経験させてもらったこと・学ばせてもらったことを活かしながら、2026年からは自分の活動に集中する予定です。
(▲人柄と仕事のできっぷりが圧倒的なチームメンバーの皆様🟡)

そして、奈良に来たときはまだ1歳だった息子も9歳となりました。
本人ができることも増え、仕事や創作の比重をもっと増やしても大丈夫になってきたかなと感じています。

(▲身長もそのうち抜かれそうなほどスクスク育っています✨)

今年は文字(脚本)に絞ってみたのですが、2026年はもう少し視覚的な表現に割合を増やしてみようとも思案中です。
義母が残してくれた着物が100着以上あり、この一年は着物の知識を深め向き合ってきたので、創作に融合させてみたいですね。
そして、私の特殊性は「芸術」と「ビジネス」という割と離れた部分を横断しながら過ごしてきた部分なので、
その視点も出していけたらなと思っています。
また違うフェーズに入る感覚ですが、新しい一年も健康第一に、自分らしい芸術活動をしていけたらと思います。
応援してくださった皆様、ありがとうございました!2026年が皆様にとっても、素晴らしい時間となりますように。

景山伸子ナディア

景山 伸子ナディア
脚本家/女優
奈良を拠点に、人生を一歩踏み出す物語を紡ぐ
これまでにボイスドラマ4作をプロデュース(企画/脚本/演出/出演)
劇団Nadianneで6作を制作

【販売中】脚本『灼熱と花』『春ノ夢』
【配信中】ボイスドラマ『春ノ夢』『グラデーション』(作/演出/出演)
【掲載中】奈良市観光協会特設サイト「今昔ゆるり旅」(モデル出演)

     
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